treo750v vs hw6915 vs X01HT(その3)
今日でモバイル3台評価の最終回です。
早速いきましょう。
(5)筐体の重さ
treo750v、hw6915、X01HTの重さですが、重い順に、X01HT、treo750v、hw6915となります。
hw6915がとても軽いので、それと比べるとX01HTは非常に重く感じます。
付属のケース(皮製)に入れて腰につけて歩くと、かなり出っ張るし重いしで歩きづらいです。
hw6915は、いろんな機能がギッシリ詰まっているのに、こんなに軽いのは驚きです。
「ほんとに中身が入っているの?」疑いたくなるくらいの軽さです。
同じく付属のケース(プラスチック製)を腰につけても、その存在を忘れてしまうくらいです。
一方、treo750vはどちらかというと、軽いというより重いほう。
箱から取り出して初めて手にしたとき、「意外に重いな」と感じました。
(6)筐体の質感
これはダントツでtreo750vが素晴らしい。
ラバー仕上げで、出っ張り、角がなく、手にとてもなじみます。
キーボードは別として、筐体がこんなに手になじむモバイルは今まで手にしたことはありません。
裏側にはvodafoneの赤いマークがいいアクセントを醸し出しています。
ただ、質感ではありませんが、唯一惜しむらくは、ストラップ・ホールがないこと。
どこを探してもありません。
こんなに小さく大切なモバイルなのだから、せめてストラップ・ホールくらいはつけて欲しいです。
hw6915は事務用機器といった感じ。
表面は銀色でそれなりに見栄えがありますが、裏側は黒いプラスチック製。
treo750vと比べると、ちょっぴり残念。
X01HTの質感はけっこう好き。
裏側と表側とは同じ色、同じ材質のカバーで覆われており、思ったより滑りにくくない仕上げとなっています。
手持ち無沙汰のとき、無意識にX01HTのキーボードをスライドしたり戻したりしてる時がありますが、それだけ手になじんだということでしょうか?
いずれの3台も筐体裏側にカメラがあるのですが、裏側だけを見ると、treo750v、X01HTは素晴らしく、hw6915はちょっとお粗末といった感じです。
(7)総評
様々な観点で、手持ちのWM機3台の評価をしてきました。
長所/短所はそれぞれあるけれど、ボクにとってはどれも大切なモバイルです。
そのような愛情を持って、下記のとおり評価しましょう。
①treo750v
キーボードの打ちにくさ、画面の小ささはあるけれど、それを補って余りある「所有欲」を満たせる筐体の作り。
これが何より素晴らしいことと思っています。
一度手にしてしまうと、他のモバイルには戻れないくらいの魅力をもっています。
また、日本国内でも通信ができる!
大げさではなく、”一生”仕事用PIMマシンとして使い続ける自信が持てるマシンと断言できます。
②hw6915
通信/通話はできないけれど、GPSという他機種にはないメリットを持つこのマシン。
これがなければ、ボクは路頭に迷ってしまいます。
そういう意味では、hw6915も決して手放すことはできないモバイルです。
プライベート用マシンとして、バッテリーがヘタるまでは使い続けることでしょう。
いや、バッテリーがヘタっても、バッテリーのみ新たに購入したくなるほどボクの生活に密着したマシンです。
また、キーボードの打ちやすさ、軽さも魅力です。
日本でのユーザーが更に増えることを願ってやみません。
③X01HT
うーん、X01HTの評価は悩みます。
とてもいい機種です。
ただ、ボクにとって、treo750v、hw6915を仕事/個人のメインマシンと位置づけてしまった今、扱いに苦慮しております。
毎日持ち続けるには、他の2台と比べて少し重いし。
また、Softbankの契約で2年間は解約・機種変更できないし。
他の2機種になくて、X01HTにのみある機能も、あまり見当たりません。
あえて言うならカメラ性能が素晴らしいことでしょうか?
ちょうどデジカメもないことだし、デジカメ代わりに当面利用しようと思います。
以上です。
この3日間お話した評価は、あくまでもボクの主観的なものです。
独断と偏見が入っていることを否定しません。
それぞれのユーザーの使い方によって、評価は変わるものです。
そんな感じでご理解いただけると幸いです。