さよならのワケ

bokumoba2007-02-26


hw6915を持ち歩かず、家に置くようになって久しいです。

プライベートなPIMマシンとしては、最高のマシンでした。
購入当初は、当分の間はメインマシンとしての地位は揺るぎないものがあると考えてました。

軽くて薄いコンパクトな筐体。
本体前面にある打ちやすいキーボード。
Bluetooth無線LAN、そして、何よりもすごいGPSまで搭載。

バッテリーがもたない欠点はありますが、PDAとしては最高のクラスであることは間違いありません。

そんなhw6915が、どうしてメインマシンではなくなってしまったのでしょう?
いや、メインマシンどころか、普段持ち歩くマシンの座も降りてしまったのでしょう。

その理由は簡単です。

hw6915は、(国内では)スマートフォンではないからです。

今、常時携帯してるのはtreo750vX01HT
これは、国内で電話も通信もできます。

しかし、hw6915ではそれができないんです。

確かに、電話も通信もその9割以上をtreo750vが担当しています。
しかし、treo750vの通信の代替手段として、X01HTは外すことはできません。

一方、hw6915ではどうやったって、電話、通信ができません。
Bluetoothを介したDUNも、hw6915では対応してないようです。

唯一のウリであるGPSは、BluetoothGPSで代替できます。
いわゆるPDAとしてのPIM管理は、同じWM機なので、いずれのマシンでも可能です。

そうなると、国内ではhw6915の出番は、ほとんどなくなってしまうのです。

ボクが仮に海外に住んでいたら、間違いなくhw6915をメインマシンにしているでしょう。
しかも、treo750vX01HTも手放し、hw6915だけを持ち歩いていたことと思います。

けれども、悲しいかな日本ではhw6915はスマートフォンとして使えません。

PDAがそのままの状態で電話と通信ができる旨味を知ってしまったボクにとって、これができないhw6915は、物足りない存在になってしまったのです。

それが、hw6915とさよならしたワケなんです。