S21HTの使用感
昨日は入手したばかりのイーモバイルのS21HTをイジり倒していました。
簡単にその使用感というか、インプレッションを書き記しておこうと思います。
まず全体の動きですが、TouchFLO 3Dの関係かと思われますが、全体的にもっさりです。
画面の描画、プログラムの起動など、もたつきが見られます。
複数のプログラムを起動していると、レスポンスの遅さが顕著なので、シングルタスクで使うのがふさわしいかも知れません。
次に文字入力。
この小さな筐体にタッチパネルでの入力は、はっきり言って苦痛です。
動作のもっさりと関係して、文字入力もサクサクといったものではありません。
キーボード入力に慣れてしまったボクにとって、S21HTでの入力は今後、半永久的に行うことはないでしょう。
上の2つがネガティブな印象。
ところが、このネガティブ印象を補って余りあるのが、次の2つです。
まず、筐体のコンパクトさ。
とにかく軽くて薄い。
これはその存在すら忘れさせてしまうくらいです。
モデムとして割り切ってしまえば、このコンパクトさは、もっさり・文字入力を凌駕してしまうほどのインパクトがあります。
そして次にタッチによる操作の面白さ。
動きはもたつきますが、スタイラスではなく指(タッチ)による操作は、とても新鮮な喜びがあります。
特に、OperaMobileでの指だけでの操作は、以前、会社の同僚に見せてもらったiPhoneの驚きを彷彿とさせます。
おまけにVGA画面でホームページもかなりキレイに見られます。
グリグリと画面をなぞってページを操る感触はクセになりそうです。
昨日はD4ではなく、S21HTでブラウジングしていましたが、かなり長時間使っていても疲れませんでした。
特に、D4と違って軽いので、寝転びながらブラウジングするにも便利です。
ということで、S21HTはこれまでのモバイルの位置づけと異なり、「ビューアー」として特化した使い方をするのがいいような気がします。
今の手持のモバイルは、S21HTに加えて、treo750、TreoPro、S11HT、X02HT。
そろそろこれらの役割分担について見直しをしなければいけない時期が来たようです。